業者用WebMailサーバー

別のツールを使ったり、運用次第でカバーできるものばかりですが、Google Appsには実はもう少し細かいデメリットがありました。

1 共有のアドレス帳が無い

各ベンダー提供の連携機能で実装可能ですが、インターフェイスを見る限りなんとなく無理矢理感が否めません。

2 ワークフローが無い

こちらも各ベンダー提供の連携機能で実装可能ですが、Google Appsのアカウントに所属情報を持たせ、各ベンダー提供のワークフローと階層構造の整合性を合わせるのが異常にややこしく、社内SEは設定の度に号泣するはめになります。

3 掲示板編集権限の細かい設定が出来ない

ITスキルの高い人達が多い会社ならいいのですが、筆者の会社のように「何もやってないんだけどねー」と言いながら実はデータを削除しているような人たちが多いと、いつの間にか掲示板のお知らせを別の誰かが削除してしまうなんてことが起きかねません。
何百人もいる会社では一人のミス操作が大混乱を招いてしまう可能性があります。

4 複数サイトの更新情報をまとめて1つの更新情報にまとめることが出来ない。

ポータルのトップページに総務のお知らせ・人事のお知らせ・営業部門のお知らせなど、各部門が掲示した最新情報をまとめて、会社全体のお知らせを作ろうとしたのですが、異なるサイトのお知らせを1つの更新情報ガジェットにまとめることができませんでした。

次の項目からはGoogleAppsを導入したいと思ったメリットを紹介していきます。